「一枚摺」は、一般的に「浮世絵」や「錦絵」などで知られていますが、俳諧では古くから「歳旦一枚摺」が摺られて正月に配られていました。やがて句だけでなく色鮮やかな絵が添えられ、四季折々や行事、祝い事などでも摺られるようになりました。大量に作られたと思われる俳諧一枚摺ですが、一枚もののため散逸したものも少なくありません。
本展示では古くから親しまれていた俳諧一枚摺が貴重な資料であることをお伝えするとともに、一枚摺の魅力についてご紹介します。
投稿 柿衞文庫コレクション 一枚摺の魅力 は I/M 市立伊丹ミュージアム に最初に表示されました。