今回で25回目を迎える伊丹国際クラフト展。今年のテーマは「酒器・酒盃台」です。海外11ヶ国75作品を含む計261件、総数1,184点の応募があり、厳正な審査の結果98作品が入選、そのうち8作品が入賞となりました。伊丹は江戸時代に酒造りで繁栄し、文人墨客が集う文化の薫り高いまちとして発展してまいりました。その系譜を現代に引き継ぐ市立伊丹ミュージアムにとって、本テーマはまさに意義深いものです。
豊かな自然の恵みと日本人の知恵の結晶とも言える日本酒(Sake)について深く掘り下げ、柔軟で自由な発想に培われた優れた創造力と高い技術力で制作された作品の数々が集まりました。その中でも入選入賞作品は創意工夫に溢れており、人々が楽しく集い日本酒を愉しむ姿が目に浮かぶような、日本酒の嗜みにおける新しい可能性を指し示すものでした。
世界各国の作家の皆様が「日本酒の文化」と向き合い表現した、多様な「酒器・酒盃台」をぜひご覧ください。
※作品は購入可(一部除く)
投稿 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」 は I/M 市立伊丹ミュージアム に最初に表示されました。